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43北園忌-2021-

■茶話会&パフォーマンス
日時:6月6日(日)14:00~16:30
場所:オンライン開催
観覧:無料(Peatixにて要予約)

■関連展示 北園文庫
期間:4月29日(木・祝)~6月6日(日)
時間:11:00~17:00 火曜休業 入場無料
場所:中谷武司協会 伊勢市河崎2-4-4

■関連展示 ni_ka AR詩
期間:5月10日(月)~6月6日(日)
場所:朝熊町内の各ポイント
※スマートフォンとアプリが必要

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茶話会&パフォーマンス

前半14:00~15:30は岩淵貞哉「美術手帖」総編集長、河野聡子、山田亮太(ともに詩人・TOLTAメンバー)、ni_ka(詩人)による茶話会。6月6日が北園克衛の命日にあたることと、ちょうど日曜日でもあったため、この日をイベント開催日としました。
茶話会の前に主催者である北園忌実行委員長の橋本による地元中継を15分ほど行いました。カメラを持っているのは中日新聞社の記者。

朝熊にある北園克衛生家の前から解説と共に中継。内部を見ることができないため、外から家屋の特徴、朝熊という土地柄など、朝熊在住の橋本より解説しています。(※この部分は録画がうまくいかず、アーカイブに残っておりません)

続いて茶話会。左上から岩淵貞哉氏、河野聡子氏、山田亮太氏、ni_ka氏。岩淵氏の司会で詩人の3名による北園克衛と郷土詩についての話が展開されました。

15:00からはヴァーバル・アート・ユニット TOLTAによる北園克衛の詩を使ったパフォーマンス。

アーカイブはこちら
第一部 茶話会

第二部 パフォーマンス

当日は地元朝熊町の「朝熊ふれあい会館」を借りていました。オンライン開催となり、会場の必要性はなかったのですが事前に読売新聞に掲載されたり、チラシを見てくる人もいるかも知れない、ということから、一応オンラインの設営をすることにしました。地元朝熊の町民1名が訪れている、という絵面になっていますが父です。設営のヘルプで妹にも来てもらいました。
オンライン参加者は28名。参加者の中にはアメリカ在住の北園克衛研究者であるジョン・ソルト氏の名前もあり、一同歓喜。これはオンラインならではの恩恵ですね。

ジョン・ソルト氏の著作
北園克衛の詩と詩学―意味のタペストリーを細断する

翌日の中日新聞の記事。

https://www.chunichi.co.jp/article/268091

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関連展示 北園文庫

6月6日のイベントへ向けての足場として中谷武司協会(北園忌実行委員会所在地)店舗で北園克衛の詩集などの書籍展示と、詩集の販売を行いました。
中谷武司協会

書籍は実行委員会代表橋本所有の詩集、同人誌など。希少なものが多いため、アクリル板を使った展示です。

中谷武司協会は河崎で「サトナカクッキー」を販売する店舗で、代表の橋本は朝熊町在住の北園克衛の遠縁にあたります。橋本の曾祖母が克衛のお姉さんです。

2011年に開催された「橋本平八、北園克衛 兄弟展」の折、この店舗の一角で独自に展示をしたことから、今回もこの場所を使った展示をしようと今回の開催に至りました。

当時のブログはこちら

販売書籍は3種類
・北園克衛詩集
・記号説
・単調な空間

思想社からの委託販売。

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Ni_ka氏のAR詩

詩人のni_ka氏による朝熊町を舞台としたAR詩も同時に展示しました。これは、スマートフォンのアプリを使い、アプリ上に景色を映し出すと、そこに北園克衛の詩が浮かび上がると言う仕掛けです。先駆的な試みは北園克衛とも似たところがあり、今回松田氏の強い推薦で実現しました。



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古本屋ぽらんでの展示

中谷武司協会と同じ河崎町にある古本屋ぽらんでは時期を合わせて北園克衛の古書を展示してくれていました。
克衛の詩集や装丁を担当したエラリィ・クイーンの文庫などが展示されていました。奥村さんは克衛にも詳しいので、興味のあるかたはぜひ訪れてみてください。