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北園忌-2022-

■記念トークショー
「北園克衛と伊勢とわたし」


■TOLTAによる詩の朗読パフォーマンス
日時:6月5日(日)14:00~15:30
場所:中谷武司協会パーク
参加費:1000円(Peatixにて要予約)

登壇者
河野聡子(TOLTA)
山田亮太(TOLTA)
中谷武司
橋本ゆき(北園忌実行委員長・中谷武司協会代表)

進行
松田朋春

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記念トークショー

2020年は新型コロナの感染防止のこともあり、オンラインで開催しました。来年は現地でやりしょう、さすがに来年はもうコロナも収まっているでしょう、と完全に楽観をしていましたが、まったくそんなことはなく、しかしそれでも今回は現地でささやかな集まりをすることができました。昨年オンラインで参加していただいた方にも来ていただきたかったのですが、開催のお知らせが遅れてしまい、5月に入ってからの告知となってしまいました。
テーマである「克衛と伊勢と私」においては昨年のオンライン開催でもパフォーマンスをしてくださったTOLTAから河野聡子、山田亮太両氏にお越しいただき、加えて北園忌実行委員長の橋本ゆき、克衛忌のデザインをした中谷武司の4人、昨年の43克衛忌をプロデュースされた松田朋春氏を進行役として開催いたしました。

前日まで8名程度の申し込みが、当日になって15名に増えてちょっと慌てました。今回参加の方には記念品として、次のものを配布いたしました。

・ポストカードセット
克衛が作詞した地元伊勢の伊勢工業高校の校歌
白のアルバムに書かれていた天使

・サトナカクッキーの克衛バージョン
中身はこちらと同じです

トークは私本人が出ていたこともあって、実はあんまり何を話したか、誰がなんのお話をされたのかを覚えてないのです。「私のブルーノート」という克衛のエッセイから一部分を抜粋し、参加の皆さんにお配りをしました。克衛の詩というよりも、彼のパーソナリティに少し陽を当てた感じのお話をいたしました。

当日記録係がいなかったので、写真が少なくてすみません。
TOLTA(https://toltaweb.jp/)さんの詩の朗読は、このようなカードがひとりにつき3~4枚ほど配られました。
これは北園克衛の詩を分解したもので、それがランダムに渡されます。中には
「の」
だけの人もいたりするわけです。

これを好きなタイミングで順番に読む、発声できる、というもので、前の誰かが読み終わったら次は誰が読んでもいい。そうやって手元の札がなくなるまでやる。

これが結構面白くて、早く終わってしまいたいのか、早めに手札の消化に努める人もいれば、私みたいに
「なんか気の利いた間(ま)で言ってやろう」
などと待っていると、ほかの人に次々読まれて結局大した間で読めなかったりで。

会場全体に隙の読み合い、顔の伺いあいのようなものが発生していたように思うのは私だけでしょうか。これを3回くらいやりました。詩の朗読というのはなかなか気恥ずかしいものですが、このやり方ですとそのような気持ちも薄まって、なんならもうちょっとやりたい、くらいの感じでした。

最後は参加された方との歓談となりました。当日は、滋賀から大学の先生、大阪からは詩人の方などお越しいただきました。神戸のジュエリーショップRosee Lunaireさんは克衛の詩をご自身のショップのカタログに引用される際、問い合わせてくださったご縁からで、ご家族の伊勢志摩旅行に今回のイベントを組み込んでくださってのご参加でした。

 TOLTAのお二人にはたらちねという宿に宿泊いただいたのですが、こちらに克衛の描いた掛け軸を用意しており、こちらも見学いただきました。

単純に、もうちょっと告知が早かったら参加できる方も多かったと思います。それは次回以降の課題となりました。

最後に、伊勢工業高校の体育館にある校歌の写真をどうぞ。
学校の公式サイトで校歌を聞くことができます。